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がん・難病療養相談室

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お知らせ&トピックス

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ファミリー・ホスピス便り

ファミリー・ホスピス便り 2026.7号

こんにちは、ファミリー・ホスピス株式会社でございます。

みなさまは「ポン酢」の「ポン」って一体なに!?と考えたことはありますでしょうか?
お鍋やサラダで大活躍の「ポン酢」。この「ポン」は、ポンッと弾ける音でも、日本語の擬音語でもないそうです。
実はオランダ語で柑橘類の果汁を意味する「pons(ポンス)」が語源です。江戸時代に長崎の出島から伝わり、そこに「酢」という漢字が当てられて「ポン酢」と呼ばれるようになったとか。。。

普段何気なく使用している調味料にも長い歴史があって、面白いなぁと思う今日この頃でございます。 さて、早速ですが、当社が運営しているがん・神経難病の方のためのホスピス住宅をご紹介いたします。


【ファミリー・ホスピス鴨宮ハウス】Aさんのケーキ

Aさんは60代、パーキンソン病の男性です。
ハウスに入居されるまでは、ご自宅で奥様の介護を受けて生活してらっしゃいました。
以前から症状はあったようですが、診断されたのは2年ほど前。
その後、次第に病状進行し、会話もスムーズでなくなり日常生活のほとんどに介助が必要となってきたことから、入居を決断されました。

多くの方がそうであるように、入居後しばらくは、他社に手伝ってもらうことや訪問看護・訪問介護という仕組みにご自分の生活を適用させるため、試行錯誤の期間がありました。同時にスタッフの方も、Aさんがご自分でできるところを見極めながら、お手伝いするべきところを探る期間となります。
そんなお互いの調整期間中のある日、Aさんから突然「ケーキを買いに行きたい。一緒に連れて行ってほしい」と依頼がありました。パソコンを使いこなして、調べものや買い物をされるAさんですが、「新しくできたお店だから行ってみたい」とのこと。
その日は突然の依頼に対応することが難しく、そのようにお伝えしたところ「やっぱりそうだよね」と苦笑いされたと。
その時はそれで終わりました。その日の午後。Aさんがスタッフとともに電動車いすでエレベーターを降りてこられました。


滅多にないことでしたので、気になっていると、紙袋を膝の上に、そしてスタッフはケーキの箱を手に戻ってきました。 いつの間にか、ご本人がお店に連絡をとっており、事情を知った店員さんが特別にとハウスまで届けに来てくれた、というのです。

そして、よく伺うと、ご自分が食べたかったというより、奥様へのプレゼントをしたかったとのこと、日ごろの感謝を込めたサプライズだったことがわかりました。

奥様想いのAさんの少し照れた笑顔が印象的な出来事でした。

Aさんは毎晩ワインを飲まれるのですが、ご自分で夕食に宅配ピザを注文し、他の利用者さんに振る舞いながら召し上がったり、お寿司を注文したりと「おうち」としてのハウスを、少しずつ楽しんでいただけているのではないかと、嬉しく思っています。


いかがでしたでしょうか?
当社のホスピス住宅では、ご入居者様に寄り添い自己実現のお手伝いができるように日々取り組んでおります。
今後とも【ファミリー・ホスピス】を何卒よろしくお願いいたします。