4月1日よりファミリー・ホスピス株式会社の代表取締役社長に就任致しました。

当社グループは「For the Smile」と言う企業理念の下、高い専門性を要する看護師や介護士、セラピストに加え、往診医や薬剤師等多職種による質の高い緩和ケアサービスを提供するホスピス住宅を2024年3月末現在、全国に41施設展開しており、居室数は 1,300室を突破致しました。しかしご自宅で最期を迎えたいと思われる終末期の方は年々増加しており、こういった市場ニーズの高まりを受け、その受け皿として一定の比率を担っていく為には、まだまだ積極的に施設展開を加速させていく必要性があると強く感じております。

当社の事業モデルは医療保険や介護保険、障害者総合支援法等、公的資金を多く活用する事業形態故、様々な関連業法の遵守は事業継続の為の土台です。その土台の上に、当社ならではのホスピスケアを展開して、ご利用者様から選ばれる施設にしていくのか、当社では「持続可能且つ高品質なホスピスケアとはどの様なものか」、と言う問いに真摯に向き合い、日々の緩和ケアサービスを実践していく中で、改善を繰り返して参りました。ご利用者様の願い事ややり残したこと等の実行を支援するライフプランの推進や、往診医も含めた多職種での包括的な緩和ケアのご提供によって、ご利用者様が最後まで自分の意志で自分らしく生き抜くご支援をさせて頂いていることは、当社らしいホスピスケアの大きな要素の一つであり、何よりも一人ひとりの社員がご利用者の為に何ができるかと言うことを常に考えながら行動し、高い専門性を持ったケアサービスを提供している点はどこにも負けない当社の強みであると自負しております。今後とも当社の強みを一層磨き上げ、皆様から選ばれる居心地の良いホスピス住宅、高品質な緩和ケアサービスの提供に努めて参ります。