お知らせ&トピックス
ファミリー・ホスピス便り vol.19
こんにちは、ファミリー・ホスピス株式会社でございます。
本日は12月1日。ついに今年も残すところあと1か月となりましたね。
みなさまは12月と言えば、何を連想しますか?
忘年会、クリスマス、年賀状、大掃除、大晦日 などなど。
その中でもクリスマスは子供のころはわくわくしたものです。
小さい頃は純粋にサンタクロースを信じていましたが、いつの間にか、、、(笑)
今年のクリスマスはサンタさんに世界平和をお願いしようと思います!
さて、早速ですが当社が運営しているがん・神経難病の方のためのホスピス住宅での事例をご紹介いたします。
『アンバサダーのご紹介』
ファミリーホスピス株式会社東海では、神経難病の入居者様にアンバサダーとして活動していただいております。
アンバサダーの役割としては、職員向けの研修に当事者としてご協力をいただいたり、交流会でのご挨拶や社内広報誌「OASISの風」の原稿執筆など、神経難病ケアの品質向上にご協力をいただいております。
本日は、ナーシングホームOASIS知立の入居者様で、今年8月にアンバサダーとして就任いただきましたS様をご紹介させていただきます!
アンバサダーのS様は、3年前にALS(筋委縮性側索硬化症)を発症し、昨年末にナーシングホームOASIS知立に入居されました。
球麻痺症状と気管切開により発声する事は難しいですが、現在は筆談にてコミュニケーションを取らせていただいております。
夜間帯のみ人工呼吸器にて呼吸補助されておりますが、セッティングなどはご自身にて行っております。
経管栄養の注入手技も取得され、ご自身でできる事は意欲的に取り組まれています。
日中はテレビを観ながら過ごされており、よく「孤独のグルメ」を鑑賞されております。
いつも素敵な笑顔で対応してくださるお優しい方です。
今回、電動車いすの紹介文を作成いただきましたので、ご紹介させていただきます。
『私事ではありますが、最近電動リクライニング機能付き車椅子を使い始めました。
もともと、リクライニングタイプの椅子を使っていましたが電動ではありませんでした。
日中は座って過ごすことが多いですが、病気により首に力が入らず、垂れてしまうと戻せないといった状況となり難儀していました。
しかしリモコン1つで動かせるリクライニング機能があることで首垂してもリクライニングを下げることで元の定位置に戻すことができ、車いすであるお陰で好きな体位で、好きな位置で過ごせるため重宝しています。
また、リクライニングを起こすことで立ち上がりやすくなったり、
栄養を自分で注入するのもやりやすくなったりと以前よりも自分でできることが増えました。
頭を支えている部分は位置やパーツを調整でき、個人に合わせて使いやすく設定できるため使い心地も文句なしです。
同じような状況で困っている方たちに少しでも参考になれば嬉しいです。』(原文まま)
私たちは日々ご利用者様に沢山の事を学ばせていただいております。
今後もアンバサダーの皆様にもご協力いただきながら、ご利用者様皆さまに「ナーシングホームOASIS知立に入居して良かった」と
思っていただけるサービスを提供していきたいと思います。
いかがでしたでしょうか?
当社のホスピス住宅では、ご入居者様に寄り添い自己実現のお手伝いができるように日々取り組んでおります。
今後とも【ファミリー・ホスピス】を何卒よろしくお願いいたします。