お知らせ&トピックス
ファミリー・ホスピス便り vol.1
この度、「ファミリー・ホスピス便り」をみなさまにお届けさせていただくこととなりました。
まず、当社グループ代表 高橋よりご挨拶をさせていただきたく存じます。
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私たちファミリー・ホスピスは「ホスピス住宅」のパイオニア企業として、「すべては笑顔のために」をスローガンに掲げ、ケア品質の向上に努め、より多くの患者様がご利用いただけるように施設開設を推進しています。
近年、ホスピスと銘打つ施設が増加しています。私たちはホスピスと名乗るならば、質の高い緩和ケアサービスが提供されていなければならないと考えております。緩和ケアサービスとは、様々な痛みや苦しみを専門的ケアによって和らげ、患者様に豊かで艶やかな時間をお過ごしいただくためのサービスです。私たちは高度な専門性を必要とする癌末期の患者様、神経難病の患者様への緩和ケアサービスの向上に努めております。そして、緩和ケアサービスの提供は目的ではなく手段と考え、患者様に寄り添い自己実現のお手伝いこそが私たちの使命であると考えています。
このたび、このような「ファミリー・ホスピス」の理念に基づき生まれた素晴らしいエピソードを始め様々な関連情報を皆様と共有させていただくメールマガジン「ファミリー・ホスピス便り」の配信を開始させていただくこととなりました。皆様方には忌憚のないご意見やご感想を賜れましたら幸いです。
日本ホスピスホールディングス株式会社(ファミリーホスピスグループ)
代表取締役社長 高橋 正
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ご入居者様がどのようにファミリーホスピスで生活されているのか、またどんな最期を迎えられたのか等、そのご様子を『ファミリー・ホスピス通信』を通じて皆様にお伝えすることで、少しでもファミリーホスピスを身近に感じて頂くことができればと考えております。
【あるご入居者様の事例① 90歳女性、肺がん末期】
温泉に入りたいという希望を実現すべく、看護と介護の担当がご本人の状態を鑑みてプランを作成。
温泉は機械浴で再現することが難しいため、ゆず湯への変更をご提案。
時期的にゆずの入手が困難な初秋であったため、ご本人がお好きなグレープフルーツを湯に浮かべて、感触を楽しんでいただいたり、剥いた皮と実をガーゼに包み香りを楽しんでいただきました。大変リラックスされ、グレープフルーツを手にお顔をほころばせていらっしゃったのが印象的でした。