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【公式】ファミリー・ホスピス株式会社

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お知らせ&トピックス

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ファミリー・ホスピス便り

ファミリー・ホスピス便り vol.22

こんにちは、ファミリーホスピス株式会社でございます。

本日、1月26日は語呂合わせから、「ファースト(1)ふろ(26)」ということでファーストバスデーという記念日として登録されています。
ベビーギフトやママ向け商品関連のWebメディアなどを展開している企業が「初めて赤ちゃんとお風呂に入った時間を思い出すきっかけに」との思いから記念日を制定したそうです。
今夜は自分が初めて入ったお風呂を想像して、入浴タイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?

さて、早速ですが、当社が運営しているがん・神経難病の方のためのホスピス住宅での事例をご紹介いたします。


ナーシングホームOASIS志賀公園より

H様は入居当時、少し動く上肢にてベッドリモコン、ナースコール、パソコン(マウス)等を操作し、お食事も自己にて召し上がられていました。
そんなH様も徐々にALSが進み、息苦しさが強くなり救急搬送にて病院へ運ばれ、そのまま気管切開の手術をうけました。
退院してからは声が出ないため「miyasuku」にてコミュニケーションを取ることとなりました。

そんなH様に、今回miyasukuにて色々と聞いてみました。
まずは気管切開の決断理由。
決め手を聞いてみると「マスクは上手くつかえず日毎に息苦しくなったから」と答えてくださりました。
確かに人工呼吸器のマスクはタイミングが合わなかったため、10分程で外して欲しいと仰られていました。
では実際に気切をし、人工呼吸器を装着してみた感想を聞くと「楽になったけど唾液を飲み込むのがしにくい気がする会話がもどかしい」と返ってきました。
唾液が増え、今は持続吸引を行っています。
会話がもどかしいと答えていたが声を失って不便な事を聞くと「ちょっとした会話やとっさの言いたいことが伝わらない」とのこと。
パソコンにて「枕の位置」と打ち込みをしても、上下左右の微調整は口パクにて行われます。
そのちょっとした会話も聞き取りにくく大変であるのは間違いありません。
最後にmiyasukuの感想と今後何をしたいか聞いてみました。
すると「テレビ、会話、ネット、介護士さんを呼べて便利。ゲームができないのがざんねん」と打たれました。
ゲーム好きのH様。次なる課題はゲームです。

上記が数年前にH様にインタビューした時の答えです。
現在は上肢の可動範囲が狭くなり、左手指の関節のみとなっています。
そのため、左手の第4指の先に小さなスイッチをセットしてmiyasukuを操作されています。
ゲームは行えていませんが、パソコンでyoutubeを見られたり、TVのチャンネルを操作され楽しまれています。
年に数回あるコミュニケーション委員会での交流会には、毎回参加され優勝を目指して楽しんでくださっています。

H様の他にも、ナーシングホームOASIS志賀公園には穴あき文字盤や口パク等にてコミュニケーションを取っている方もいらっしゃいます。
コミュニケーションについて、日々どうしたら良いか職員全体で考えています。


いかがでしたでしょうか?
当社のホスピス住宅では、ご入居者様に寄り添い自己実現のお手伝いができるように日々取り組んでおります。
今後とも【ファミリー・ホスピス】を何卒よろしくお願いいたします。