お知らせ&トピックス
ファミリー・ホスピス便り vol.9
こんにちは、ファミリー・ホスピス株式会社でございます。
6月30日は、「夏越(なごし)ごはん」の日。
暦上1年の折返しにあたることから、一年の前半の厄を祓い、残り半年の無病息災を願う意味合いを込めて、夏越の祓に夏越ごはんを食べて一年の後半を元気に過ごす日として米穀安定供給確保支援機構が記念日に制定しています。
夏越ごはんは、雑穀ごはんの上に夏野菜を使った「茅の輪」をイメージした丸い食材をのせた行事食だそうです。
みなさまも今夜は健康的なお食事をして、一年の前半の厄祓いをしてみてはいかがでしょうか?
さて、当社が運営しているがん・神経難病の方のためのホスピス住宅での事例をご紹介いたします。
オープン2周年記念「シター(Cithare)演奏会」
ファミリー・ホスピス京都北山ハウスは、この5月で2周年を迎えました。
コロナ禍でのオープンとなり、ご入居者のみなさまやご家族のみなさまとは、思うような交流がなかなかできない時期でしたが、皆さまのご協力のもと感染予防に努め、日々の暮らしの中にささやかな楽しみを見いだしてきました。
そんななか、オープン2周年と母の日をお祝いし、宗教楽器の「シター演奏会」を開催することができました。
今回も感染予防のため、各階のリビングで少人数でのホームコンサートでしたが、車椅子やベットでのご参加はもちろんのこと、お部屋のドアを開けて自室でその音色を楽しまれるなど、楽しみ方もそれぞれ。
音楽療法士の中川啓子さんがはじき出す”天から降り注ぐような美しい音色”は、独特の世界観を醸し出し、参加された皆さまを魅了しました。
当日は「母の日」ということもあり、たくさんのご家族の参加をいただき、癒しの音色とともに、皆さまのあたたかな空気がただよっていました。
また、演奏終了後には、ご家族と一緒に楽器に触れ、実際に音を出してみられる方もあり、ミニコンサートは大盛況のうちに幕を閉じ、皆さまと共に、母の日とオープン2周年をお祝いすることができたことに感謝し、この素敵な一日を糧に、スタッフ一同、3周年に向けて頑張りたいと思います。
いかがでしたでしょうか?
当社のホスピス住宅では、ご入居者様に寄り添い自己実現のお手伝いができるように日々取り組んでおります。
今後とも【ファミリー・ホスピス】を何卒よろしくお願いいたします。